曹洞宗大本山永平寺 2024 第76世貫主 秦慧玉自筆二字『聴松』掛軸(共箱)

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厳しい修行寺として名高い福井県永平寺の第76世貫主秦慧玉の自筆書です。とても有名な禅語を揮毫した墨蹟です。落款は『永平主八十八叟』。落款左部分に若干のシミがございます。5・7枚目写真をご確認ください。表装の状態は良好です。共箱は蓋表に『聴松 横物』、蓋裏に『永平主八十八叟自簽』として印が捺してあります。*自簽・・・自ら署名をしたという意味『聴松』【読み】松を聴く(まつをきく)【意味】松を吹く風の音を聞く。方干(ほうかん)の「処州洞渓詩(しょしゅうどうけいし)」に「松を聴くに晴るるに似ず」(松風の音を聞いていると晴れているようではない。まだ雨が降っているのだろうか)とある。*この音を聴くことをたとえた表現が色々とあるようです(写真10参照)長さ130㎝ 幅65.5㎝(表装を含む)共箱。紙本。▢秦慧玉(はたえぎょく)明治29年(1896)~昭和60年(1985)日本の仏教学者。駒澤大学教授。永平寺76世貫首、曹洞宗管長。号は「明峰」。兵庫県生まれ。5歳で秦慧昭について得度。曹洞宗大学林(現駒澤大学)卒業。岐阜県の正眼寺で修行。大正12年に東京帝国大学に入学。同年5月、宇井伯寿の勧めで、東北帝国大学に転学。武内義雄に師事し支那学を研究した。昭和元年東北帝国大学を卒業。同年9月、旧制浦和高等学校(現埼玉大学)の教授となる。のち駒澤大学教授。昭和51年に曹洞宗管長、永平寺76世貫首。昭和55年全日本仏教会会長就任。仏教を通して国際親善に尽力。昭和58年清水寺の大西良慶貫主の本葬では大導師を努めた。著作に「新詩偈作法」「普勧坐禅儀講話」など。昭和60年1月2日遷化、90歳。【参考文献】茶掛の禅語辞典 淡交社#自分だけの茶道具を持ってみませんか#茶道具#お茶会#掛け軸#横物#二字#本席#禅僧#墨蹟#禅語#茶道#福井県#曹洞宗#永平寺#駒沢大学#濃茶#薄茶#古美術#和#年中#古美術#茶事#茶の湯#書道#硯#墨#筆#文鎮

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